2016年7月25日

今回の室内の壁はほぼ「漆喰塗り」。

漆喰とは消石灰を主成分とする塗り壁材です、空気中の二酸化炭素を吸収しながら硬化する材料で、

ホルムアルデヒドの吸着分解の機能があります。

ビリーブの使用している「珪藻土」程では有りませんが、吸放出性にも優れた天然の素材です。

壁の塗り方と言うのも様々で、昨今は自然な鏝ムラを残すような塗り方を良く見ます。

外壁にこのような塗り方を施すと、凹凸がありますので埃や汚れが溜まり、より凹凸が激しく見えるのですが、

ヨーロッパでは汚れもまた良しと言う「経年変化」を楽しむという気質があります。

文化の違いでしょうね。

話は横道にそれましたが、今回は「フラットな仕上げ」で塗ります。

因みに「珪藻土」は少しラフに塗り上げた方が表面積が増えますので、吸放質性能をより上げる事が出来ます。

来月完成予定です。見学会はまたお知らせいたします。

2016年7月15日

足場が外れ、内部は仕上げ一歩手前と言ったところでしょうか。

今回は間取りのポイントを少し、

まず玄関に隣接したシューズクローゼット。

シューズクローゼットと書きましたが、小さな土間収納のような感覚です。有ると非常に便利。

続いてこちら。

和室側からリビングを見たところですが、1m80cm程の壁。

リビング側にテレビが設置されます。

写真手前側は開放的な廊下の役割になります。

続いて本棚。

写真が暗くて申し訳ありません。

これは階段を上がった正面の廊下の壁に埋め込んだ本棚です。

スペースの有効活用です。

まだまだ紹介したいところですが今日はこれまで。

2016年7月6日

今回は外壁に「本焼板」を施工します。

日本の伝統的な外壁材ですが、最近の家にはあまり好んで張る方はいないように思えます。やはり触ったら黒く色がつくのが嫌だからかもしれませんね。

只、あの炭には意味があるのです。

木材を炭化させると表面が保護されるため、塗装しなくても腐りにくく、虫害の被害を防いだりする機能が働くほか、メンテナンスは長期間不要になるという利点があるのです。

モダンな住宅にもマッチする素材なので、チャレンジしてみては。

 

 

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