2012年12月13日

意匠部永瀬です。更新が遅くなりましたが9日は「上棟」の日。

まずは四方を清めます。手前に見えているのは「梁丸太」やっぱり迫力が違います。

非力ながら私も手伝いをするわけで・・・・・あまり役には立ちませんが。邪魔しない程度に。

この日は午前中にはちらちらと雪が舞い、休憩が終わると強風、ですが作業は順調。

途中途中写真を撮っている訳で、中でもこれ。先ほどの「梁丸太」を組むところです。

勾配天井の上実は大半がロフトなので、大空間にきっと映えることでしょう。

もう一つの特徴は「手刻み」。先にもご紹介しましたが、今回の現場は「プレカット」は使っていません。

全て手作業、実は今頃は「手刻み」の出来る大工さんも少なくなってきています。

良し悪しは抜きにして全て既製品で家が建つ現代、「削ったり」する作業も無く、「インパクトドライバー」と

「丸鋸」と「のみ」位で何とかなる時代。

大工さんに限らず他の業種でも作業の簡略化が図られ、確かな技術の伝承が疎かになっているのも事実。

まぁちょっと話がそれましたが、人間のする手刻みの場合には柱、梁など組む時にはすんなり組める事

も少ないので(コンピュータや機械では無いので)、その分組んだ時にはがっちりと丈夫な建物に仕上がります。

比較的雨男の気のあるビリーブ男子2名ですが、何とか雨も降らずに日没までには屋根垂木まで施工出来た

のでホッと一安心。これから真の「無垢の家」が出来上がるまで、お付き合い下さい。

遅くなりましたが、上棟おめでとうございます。

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