こんにちは永瀬です、今日は「床」の話。現在進行中のリノベーション工事では、ビリーブにしては珍しく
「パイン材」を使っています。
さて、良く聞く「パイン」とは・・・・・・
答えは「松」なのですが、非常に種類が多いのです。
僕らが何時も使っているのは「唐松」。比較的固めで針葉樹の中では傷が付きにくいのが特徴です。
片や属に言う「パイン」はどちらかと言うと「杉」や「ヒノキ」に似たさわり心地で軟らかめなのが特徴です。
マツ(パイン)属には100以上の種があります。
あまり掘り下げても混乱するのでこの辺でやめますが、
北欧産のシルバーパイン、北米産のポンデロサパイン、ロシア産のラーチ、日本産のアカマツ、クロマツ。などなど
切りがないほど・・・・
今回はシルバーパイン系の床材ですが、特に女性が好みそうな
こんな空間には合うでしょう。
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こんにちは永瀬です。森について触れてみたいと思います。
僕らが扱う「木」は森に生えています。森と言ってもただ木がたくさん生い茂っていればいいのではありません。
正しく育つには人間が手を入れなければ材木になるような木は育ちません。
聞いたことある方もいらっしゃると思いますが、「間伐」です。
混み合った木の枝などを切り払う事で要は「間引き」。
これをする事で日光を木の根元までとどかせ、下草を育て土壌流出や山腹崩壊などを防ぐ役割も有ります。
下草が育つ事で土そのものの保水力は増し、栄養が木に回っていく事で立派な幹の木に成長します。
間伐を行わないと太陽光の届かない「暗い森林」になり、下草は成長せず幹の細い木になります。
「線香林」と言います。
細い木は大変折れやすく放置されればやがて地表がむきだしになり、雨などで土が流出し災害の原因や
環境破壊の原因にもなりかねません。
山の持ち主も高齢の方が多く、中々手を入れられないと聞きます。
私たち工務店のような商業的見地からではなく、地域の雇用、経済の活性化、環境保全などの
観点からも「森」を財産として残してゆきたいものです。
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