しばらく絵的に代わり映えは無いように見えますが、室内の下地がどんどん進みます。
仕上がった時にはほとんど見えなくなってしまうのですが本当に沢山の材木が使われています。
とかく見た目だけで判断しがちですがそこには大工さんたちの努力が詰まっているのです。
仕上がりで見せる箇所にはこのようにヒノキの枠材などを加工して造ります。
既製品の室内建具などの場合は普通枠材も既製品になるのですが、弊社の場合は大半手作りになるので材料の選定からやるようになります。
以前うちのお客様が他の会社のお家を見たけど、枠は節が有ってザラザラしてたよと仰ってましたが、うちはツルツルです。
このようにちょっと昔ながらのやり方かもしれませんが丁寧に仕事がすすみます。
外壁の事に触れておりませんでしたのでいまさらですが・・・
今の外壁の主流と言えば乾式工法である「サイディング」でしょう。金属や窯業サイディングなど様々な種類があり厚みも色々有ります。さまざまな柄や素材を模した表面のテクスチャーで選びしろは豊富です。最近は懸念だった目地が少ない物も出ています。
弊社では昔からある工法ですが、モルタル下地に塗装若しくは左官仕上げが多いです。人の技術がかなり左右する仕上げでは有るので注意は必要なのかなと思います。
何かの素材を真似した仕上げではないので個人的には好きな仕上げです。
透湿防水シート貼り
ラス板貼り(モルタル塗りの下地になる板材)
モルタル塗り
仕上げ
数段階の工程に分けて仕上がります。
このような「湿式工法」よりさきほどお話ししましたサイディングのような「乾式工法」が多くなっているのが現状です。
全体はまたお見せしましょう。