2019年5月10日

今回は外壁の話し。

玄関廻り、他大半が塗り若しくは塗装の仕上げになります。その下地には「モルタル」を塗りますが、

近年大半の工務店は「サイディング」を外壁に使います。

今現在、住宅建築自体に昔ながらの「湿式工法」が避けられている事が現実です。

特に外部ともなると天候に左右されたり、材料の微妙な変化が有ったりがついてまわり、工期が比較的掛かる事。技術が無い施工ではクレームになりやすい事などが挙げられます。

材料・素材自体の好みも大いに有るのですが、ビリーブでは塗装や左官仕上げが多いです。

とかくサイディングと比較してメンテナンスはどうなのか?と言うお話しが出ますが、サイディングは目地部分の切れが一定年数で起こりますのでメンテナンスが必要ですし、年数が経てば色あせは塗装と同じように出ます。

経年変化は当然ですが、きっちりした施工がなされれば、構造に対しての大きな影響は出ません。

これは全体に言えることですが、ビリーブでは安心な素材を確かな技術とデザインで施工していきます。ちょっと昔ながらの建て方かもしれませんが、出来る限り長く住んでいただけるようにしっかり取り組んでいきたいと思っています。

 

 

 

2019年4月26日

今回はあまり馴染みが無いであろう素材を紹介します。

まずこれのどこかと言いますと、正面に見える薄緑のボード。「耐水ボード」と言います。

芯の石膏ボードと両面の紙に防水処理を施しています。

外壁が木質系の素材(今回は焼板)の場合、火災などが起こった際に中の構造まで火が届かないようにするための被覆になります。

それと読んで字のごとく、水廻りの下地に利用されることも多くあります。

通常の石膏ボードと比べ、水分に漬けた場合、水がボードに染み込みにくいのが特徴です。

因みに12.5㎜の石膏ボードを240分水につけた場合、全吸収率は38.7%

同じ厚みの耐水ボードを同じ条件で水につけた場合は全吸収率は8.3%だそうです。(吉野石膏)

最後には隠れてしまうものですが、家には色々な素材が理由が有って使われているものなのです。

 

2019年4月18日

こんにちは永瀬です。いつも通う道にいつもと違う光景が有りました。

僕らも建て方の時に使うレッカー車が5台ほど陸橋の上にスタンバイしています。

数本ある送電線をレッカー車から降ろした重りの間に通し、送電線がぶれないように固定しています。

その先をみるとこんな光景が。

恐らく30mくらいの高さに人が3人。見ているだけで足がすくみます。

建て方で木造の骨組み状態で2階に上がるのでもちょっとぐらぐらするのに、こんなところで作業するなんて考えられません。

過去に5mほどの所から落ちた事が有るのでこれは間違いなく自分には出来ない仕事です。

比べ物にはなりませんが、うちの工事も高所作業は気をつけて取り組まなくては。

 

 

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