こんにちは永瀬です、現在3件の新築工事に掛かっているのですが、1件は今月半ばには完成見学会を行う事が
出来るので少しホッとしています。
見どころが沢山ある住まいですので是非沢山の方に見て頂きたい現場です。
話は変わりますが、今年はこの他にも色々お話しを頂いてありがたい事なのですが、なぜか街中の現場が多くちょっと困る事もじつは
多いのです。
例えば、駐車場や仮設トイレの置き場。スペースが無い分苦労します、やはり郊外の方がやりやすいのは間違いないようです。
その中でも最近なぜか多いのは「準防火地域」の物件。
簡単に言うと火の粉による火災の発生を防ぐため対策をした素材、商品を使いなさいと言う事なのですが、
普通に採用する仕様と比べると単純にアルミサッシや外壁など、値段が上がります。
決まり事ですから仕方ないのですが、岡山県の中でも極僅かな地域のはずなのですが、3件連続で続いている
のも不思議なもんです。
愚痴っぽくなっても仕方ないのですが、残り半年またまた頑張りたいと思います。
今日は木製建具。現場では職人さんが建具のつりこみ作業です。
ビリーブのつくる家では、手作りの物が多いので「既製品」が少なく、
「建具屋さん」や「畳屋さん」。塗り壁も多いので「左官屋さん」など一定の技術をもつ職人さんが
現場に出入りします。
今普通に建てられている住宅などはこれらの職人さんの活躍の場が少なくなっているのも
現状です。
今回は造作建具の紹介を少し。
今回は和が強いので和風タイプのデザインです。
上下ともリビング部分の建具です。
どちらともガラス入りの縦格子、中桟2本。
これはサンルームの建具。実はガラスは入っていません。「素戸」と言われる物で、風通しメインの
建具です。中桟がアクセントです。
玄関脇の「掛け障子」
私が描いて社長がくりぬきました。なかなか雰囲気でています。
なぜ「ススキ」「徳利」「上弦の月」なのかは知っている方は知っているはず。
わからない方は見学会の時に聞いてくださいね。
見学会を来月に控え、仕上げの段階に入っています。
今回の見どころは(いつも通りでは有りますが・・・)
無垢素材・自然素材をふんだんに使っているところ
カウンターなどには出来る限り一枚板を使っています。
メインのリビングは「登り梁」を使った勾配天井にして、束や床に平行な梁などは見せない空間にしています。
勿論天井材も木を使っています。
写真ではわかりにくいですが、壁にはいつもの北海道産「珪藻土」
一部ポイントでビビットな色合いの壁も有ります。
これから内部の木製建具や照明器具、格子など入りますのでもっと良くなっていくと思います。
内部、外部ともこれからの仕上げ工事が楽しみです。