意匠部 永瀬です。外部はほぼ完成。
平屋ならではの伸びやかなフォルム。屋根の上品なRがうっすらと見てとれます。
大黒柱を中心に広がる部屋は仕上げ一歩手前。壁面・一部天井には「メソポア珪藻土」が塗られます。
以前ご紹介したかも知れませんが、緑色のカバーの付いている柱は5寸角(15cm角)。一般住宅では
あまり見かけることは無いと思います。
吉野産の檜の場合、最低でも60~70年以上でないと5寸角はとれません。四国・九州地方では
吉野より約20年程早く同径の材料がとれますが、吉野のように適度に厳しい条件下の方が、芯が
強くなるといわれています。
自然素材をふんだんに使用した平屋住宅。もうじき完成です。
意匠部 永瀬です。施主様との打合せで日曜の現場へ。何処と無くひっそりです。
外壁の下地が出来て、板貼りも完了。仕上げを待つのみです。
本日はなにをしに来たかと言うと、内部の木製建具のデザインと素材決めに来ました。
当社では家に合ったものという事で出来る範囲で建具もオリジナルで作製するんです。
当然玄関建具も木製、
このような仕上がりに。襖の枠の素材から襖紙、つき板の種類など決める手間は掛かりますが、
時間を掛けた分だけ愛着が沸くことでしょう。
意匠部 永瀬です。久方ぶりの更新、とはいえ現場は進んでおります。
まずは外部廻り
黒い壁の部分はモルタルを塗りの後吹きつけ仕上。正面白い部分は板貼りの仕上げになります。
因みに吹きつけの壁面には「目地」を取らずに大壁でスッキリと仕上げます。
その代わり下地には前面ネットを貼って割れ体策を施します。
左の壁は「石混入の版築壁」厚さ30cm以上の迫力ある壁面です。全体の仕上がりでどんな風に見えるかが
非常に楽しみです。
変わって内部の造作工事も進んでいきます。
不意にカメラを向けました、大工のひろしさん。ビリーブの現場は既製品が少ない為、現場加工や工場加工が
否が応でも多い為、メーカー慣れした大工さんには少々厄介なのかも知れません・・・・
その分知識と腕が問われるのです。
和室です。化粧の柱ばかり、左には「大黒柱」も見えます。
ここは玄関。じつは玄関を上がると床は「畳」イメージは「旅館のホール」果たしてそうなりますかな・・・・
段々と全体の様子が解っていきます。この後下地のプラスターボードが貼られ本格的な仕上げ
工程に入ります。まだまだ紹介ポイントが沢山ありますので引き続きよろしくお願いします。