意匠部 永瀬です。ちょっと空いてしまいましたが。屋根工事の続き。
今はこんな様子。
瓦が葺かれて、今は棟の作業。因みに瓦の先の方に付いている輪のようになっている部分は
雪止めといって、大量の雪の落下を防ぐ役割があります。岡山でも県北地域には良く見られます。
本題とは外れますが、左に見える型枠の中身は石です。今コンクリートと石を必死に詰めています。
型枠が外れた時点でまたご紹介します。
もう暫くしたら屋根工事も終えることでしょう。次回は全体像をお伝えできると思います。
意匠部 永瀬です。今日は予報どおり雨。当たるもんです・・・・
なので昨日の写真より。屋根工事始まりました。
平屋なので面積も広い!!まあ当たり前なのですが・・・
屋根板施工した上に、写真で紫色に見えるシートを貼ります。(アスファルトルーフィングと言って、これが
防水材になるわけです。)これから瓦桟・瓦敷きとなります。
今回のポイントでもある屋根の「むくり」が下地段階では良く見えたのですが、いざ瓦を敷いた段階で
どれだけのRが付くのか見ものでもあります。
今日は瓦職人さんも雨で途中上がりでしたが、(高所なので危険が伴いますから。)8,9の
構造見学会には少なくとも一部は見れるかと思います。平屋住宅をお考えの方。またお時間の
ある方は是非いらしてください。
意匠部 永瀬です。昨日29日は「建方」。まずは四方を清めます。
工事の安全を願って。
いよいよ始まりました。部分的に仮組をしたとは言え時間が掛かる予感・・・・平屋で大きい分迫力はあります。
今回のポイントでもある「コミ栓」、こんな風に差し込んで打ち付けます。実は地震に非常に強い!
また同じ木で栓をすることで土台・柱・桁の膨張伸縮に追随して、緩みません。
先人の知恵はたいしたもんです。
午前中で小屋組は残し、昼以降に作業。
ここからは今回の大きなポイントになる「屋根」。これまた大きい!!
何せ「建て方」と言えば建物の全形が「どばっ」と現れるので、感動も大きいはず!
多くの方が一生に一度有るか無いかの出来事です。こちらも気合を入れて作業させていただきました。
少し残してですが、無事事故無く安全に終了できました。
夕日と「むくり屋根」がなんとも綺麗でしたので最後に・・・