現地研修
2013年11月13日

こんにちは永瀬です。急に寒くなって体調管理が大変な感じです・・・・・

まさにそんな急に寒くなった日に県北の鏡野町に行ってまいりました。

「木材サポーター」現地研修ということで原木から製材されるところまでの見学です。

写真も何点か撮りましたので

もちろん木ばっかりですが。

ここは切り出された木が最初に来る「木材市場」です。ほとんどが杉やヒノキですが、

中には一番下の写真のような松や栗、ケヤキなども置いてあります。

当然太さや上下など揃えてあります。

その後製品として加工されるのですが、次に日本では業界トップと言っても過言ではない

「院庄林業」へ。

写真が無くて申し訳ないですが、原木から柱へ加工される工程を見学。

当然と言えば当然ですが、設備だけでも数十、数百億。

巨大な工場の中には人がわんさかいるのかと思いきや数人、安全面も含め極力人は

少なくし、オートメーション化していました。

ただコンピューターでは○か×は判断できますが、木の微妙な曲がりや癖などは

選別できないため最後は人間の目や感覚で製品ラインに流して行くようでした。

面白い話に、数百キロの小さな的にピンポイントでミサイルを命中させることは

できても、木の「節」の判断(死に節、腐れなど)はコンピューターでは不可能だそうです。

最終的には人間の経験や知識によるものだそうです。

今年は非常に材木の出入りが激しいらしく、通常よりも置いてある材木が少ないようでした。

24時間フル稼働でも追いつかないくらいの忙しさだそうで、

消費税の影響がかなり出ておりました。

以前お邪魔した「西粟倉村」と比べてはいけませんが、最新設備が整った今回の現場

は雲泥の差です、ただ共通して言えるのは「森を守り、育てる」ということ。

そして僕らが良い住まいを提供し、新たに森(木)に手をかける事の出来るお金を

得ること。そういったサイクルで木の質も上がっていきます。

そういったことを思う良い研修でした。

「岡山無垢の家.COM」/

 

 

 

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