現場も終盤に差し掛かると、造作物が目につき始めます。
ハウスメーカーさんやパワービルダーと言われる会社さんではほとんど既製品を
使うので、あまり手作りのものを現場で見る事はありません。
ましてや「削る」という行為は現場であまり見る事もないでしょう。
万が一建具の寸法が合わなくて既製品の建具を削るわけにもいけませんし・・・・・
ビリーブでは素材から考えるのでおのずと手作業が増え、各職人さんたちの技量が
試されるのです。
一番上の写真は何の変哲もない「TVラック」ですが、よくみると角にはテーパーが取ってあり
実は上から見るとすごく薄くて華奢に見えます。
建具、家具、左官、もちろん大工。「手仕事」が多い分、造り手にも愛着の
湧く家づくりができるわけです。