むくり屋根の平屋6
2016年3月17日

今日は窓の付け方について。

最近の家の窓の大多数は、室内の床から高さ2メートルにサッシの一番上がきます。

なので室内から見ても外から見ても頭がきれいにそろって見えるのが普通です。

同業者から見たら「そんなの当たり前だ!」と言われるかもしれませんが、本来当たり前なんてことは有りません。

使い方や、日差しの入れ方は様々ですので色々なパターンがあって当たり前なのです。

そういった事を面倒くさがる工務店はほっておいて・・・・

このおうちではこんな窓の付け方をしています。

お風呂の窓ですが、庭を見る為浴槽の直ぐ上に付けます。

昔から有る手法ですが、「地窓」と言って主に西面に通風の目的で設置します。実際は床が上がって畳になります。

簡単に言ったら「出窓」なのですが、「躯体出窓」と言ってとび出した部分も建物の一部としてつくります。

低く設置しているので、座ってくつろげます。

一部ご紹介しましたが、工夫次第で用途や使い方にあった窓の付け方が出来るのです。

「ただ窓をつけりゃいい」ってものではないのです。

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