今回の室内の壁はほぼ「漆喰塗り」。
漆喰とは消石灰を主成分とする塗り壁材です、空気中の二酸化炭素を吸収しながら硬化する材料で、
ホルムアルデヒドの吸着分解の機能があります。
ビリーブの使用している「珪藻土」程では有りませんが、吸放出性にも優れた天然の素材です。
壁の塗り方と言うのも様々で、昨今は自然な鏝ムラを残すような塗り方を良く見ます。
外壁にこのような塗り方を施すと、凹凸がありますので埃や汚れが溜まり、より凹凸が激しく見えるのですが、
ヨーロッパでは汚れもまた良しと言う「経年変化」を楽しむという気質があります。
文化の違いでしょうね。
話は横道にそれましたが、今回は「フラットな仕上げ」で塗ります。
因みに「珪藻土」は少しラフに塗り上げた方が表面積が増えますので、吸放質性能をより上げる事が出来ます。
来月完成予定です。見学会はまたお知らせいたします。