こんにちは永瀬です、只今施工中の店舗には「ステンドグラス」や「アイアン飾り」が沢山入りま
す。しかし、ただの既製品のよくあるステンドグラスではございません。
すべてデザインから起こし、手作りで一から作製します。
お店は倉敷の「ビスコンテ」さん。
施工途中ですがこんな感じです。
良く見るとわかるのですが、「糸」や「ビーズ」やらアクセサリーのパーツのような物もついてい
ます。非常にメルヘンチックなのです・・・・・・
なかなか僕には縁の無い世界。
ですがそうも言ってられません、全体の色彩やバランスなどお任せいただいておりますので、
しっかりとやりたいと思います。来週からは床のタイルの施工、着々と出来上がっていきます。
意匠部永瀬です。更新が遅くなりましたが9日は「上棟」の日。
まずは四方を清めます。手前に見えているのは「梁丸太」やっぱり迫力が違います。
非力ながら私も手伝いをするわけで・・・・・あまり役には立ちませんが。邪魔しない程度に。
この日は午前中にはちらちらと雪が舞い、休憩が終わると強風、ですが作業は順調。
途中途中写真を撮っている訳で、中でもこれ。先ほどの「梁丸太」を組むところです。
勾配天井の上実は大半がロフトなので、大空間にきっと映えることでしょう。
もう一つの特徴は「手刻み」。先にもご紹介しましたが、今回の現場は「プレカット」は使っていません。
全て手作業、実は今頃は「手刻み」の出来る大工さんも少なくなってきています。
良し悪しは抜きにして全て既製品で家が建つ現代、「削ったり」する作業も無く、「インパクトドライバー」と
「丸鋸」と「のみ」位で何とかなる時代。
大工さんに限らず他の業種でも作業の簡略化が図られ、確かな技術の伝承が疎かになっているのも事実。
まぁちょっと話がそれましたが、人間のする手刻みの場合には柱、梁など組む時にはすんなり組める事
も少ないので(コンピュータや機械では無いので)、その分組んだ時にはがっちりと丈夫な建物に仕上がります。
比較的雨男の気のあるビリーブ男子2名ですが、何とか雨も降らずに日没までには屋根垂木まで施工出来た
のでホッと一安心。これから真の「無垢の家」が出来上がるまで、お付き合い下さい。
遅くなりましたが、上棟おめでとうございます。