前回「断熱施工工事」の為、室内に入れませんでしたが、こんな感じになりました!
この白くてモコモコした奴が「ウレタン発泡断熱材」です。
床下以外、壁と天井裏までびっしりと吹き付けます。
要は「魔法瓶」状態を作り出す訳です。
ロール状のグラスウールなどに比べると、隙間が格段に減る上に施工精度が比較的安定
していると思います。
今では弊社の「標準仕様」の一つになっています。
ちょうどユニットバスの施工も始まっていまして、庭を見る為の窓が浴槽の直ぐ上に
有るのですが、浴槽の一段高いところに座れば外が良く見れます。
とは言え庭の高さを高めに設定する必要ありだなと気付きました。
外部も順調に進んでいます。
今日は「吹き付け残熱材」の施工の為、室内には入れません・・・・残念。
内装のカーテンなどが本業なのですが、断熱材も扱います「アイワンズ」さんです。
とは言え帰ってしまうのはもったいないので、外回りをご紹介。
一番目に入る道路側の面は只今こんな感じ
「倉敷格子」の入る和室の窓と「掛け障子」の入る玄関ホールの丸窓。
倉敷格子
掛け障子
両方ともに「和」のしつらえで、今のおうちにはあまりないものです。
今回は随所に和のディテールが入る、モダンな住宅になります。
次回は中に入れますように・・・・・
今日は窓の付け方について。
最近の家の窓の大多数は、室内の床から高さ2メートルにサッシの一番上がきます。
なので室内から見ても外から見ても頭がきれいにそろって見えるのが普通です。
同業者から見たら「そんなの当たり前だ!」と言われるかもしれませんが、本来当たり前なんてことは有りません。
使い方や、日差しの入れ方は様々ですので色々なパターンがあって当たり前なのです。
そういった事を面倒くさがる工務店はほっておいて・・・・
このおうちではこんな窓の付け方をしています。
お風呂の窓ですが、庭を見る為浴槽の直ぐ上に付けます。
昔から有る手法ですが、「地窓」と言って主に西面に通風の目的で設置します。実際は床が上がって畳になります。
簡単に言ったら「出窓」なのですが、「躯体出窓」と言ってとび出した部分も建物の一部としてつくります。
低く設置しているので、座ってくつろげます。
一部ご紹介しましたが、工夫次第で用途や使い方にあった窓の付け方が出来るのです。
「ただ窓をつけりゃいい」ってものではないのです。