完成見学会を2週間後に控えて足場がはずれました。
郊外ならではの環境です。思ったより黒い外観も違和感なく見られます。
因みに手前は「さくらの木」
今年は間に合いませんでしたが来年はきっと花を咲かすことでしょう。
こんにちは永瀬です。そういえば去年の今頃は「西粟倉村」に林業を通した村の活動を
見に行きました。
木造の建物が普及することで林業を取り巻く環境やさらなる発展が現実になることも勉強しました。
そういうこともあり、去年は「県産材利用工務店登録」にも登録しました。
何か特別に金銭的優遇が有ったりとかではなく、あくまで「県産材を使用した建築物の普及に
努める」という責務を担う工務店ですという事。
因みに今回の見学会のお住まいも勿論「県産材」を使用しています。
「岡山無垢の家.COM」http://www.okayama-mukunoie.com/
話は少し戻りますが、「断熱材」について。
一口に断熱材と言っても沢山あり、断熱方法も複数あります。
繊維系の「グラスウール」「ロックウール」
プラスチック系の「硬質ウレタンフォーム」「フェノールフォーム」
自然系の「ウールブレス」「セルロースウール」「炭化発泡コルク」
などなど他にも沢山あります。
一般に普及されているのが「繊維系」のもの。安価ですが水蒸気が入りやすく、性能が
落ちる可能性もあるので、防湿施工をする必要があります。
今回こちらのおうちで使用しているのが
「ウレタンフォームスプレー断熱」
現場で発泡素材をスプレー機械を使って吹き付ける方法です。
基礎から屋根裏までびっしり吹き付けています。
この「吹き付け方式」でしたら細かい部分や熱の伝わりやすい金属部分(ボルト)などにも
隙間なく施工できますので、外部の環境に左右されにくい室内環境を保てるわけです。
それと同時に外部からの熱が伝わりやすいのは「窓」
高性能のサッシ、ガラスにすることで室内環境はさらに快適になります。