こんにちは永瀬です、久々の投稿ですが先だっての「建て方」は熱中症で倒れる人も無く(僕はやばかったですが)
無事終了いたしました。
この時期外で炎天下の仕事はかなりこたえる事を身に染みて感じました。お陰でまた色黒デザイナーです・・・・
そんなことで飲み物でも買って職人さんの労をねぎらって参りますかな。
「岡山無垢の家.COM」https://okayama-mukunoie.com/
こんにちは永瀬です。そもそもではありますが「木造耐震工事の対象」となるのは昭和56年以前に建てられたもので、新耐震基準が導入される前の建物が対象です。
阪神・淡路大地震は記憶に新しいところですが、新耐震基準の建物の7割以上は被害が軽微もしくは無被害だそうです。
今回工事をさせていただきました住まいも勿論新耐震基準導入前の建物ですが、現行基準である「震度5強程度の地震で殆んど損傷しない」「震度6強~7に達する程度の地震で倒壊・崩壊しないこと」を基準に工事をしています。
前置きが長くなりましたが、昔の家は1階の南側は殆んど掃き出しサッシ。壁が無い・・・
続き間が建具で仕切られている為壁が無い・・・・
壁が無いので筋交も無い・・・ましてや金物も入っていない・・・
大雑把に言えば上記の事を実際に数値化し、計算して補強してやるのです。
同じ場所の写真。新規に金物が取り付けられました。
構造用合板を使って新に「耐力壁」を造っています。
間違いない施工がされているかどうか検査も入ります。
数年前「耐震リフォーム詐欺」で高齢者が被害にあっていましたが僕らのしている工事は「建築士会」からの仕事ですのでご安心下さい。
着工までの時間はどうしても掛かってしまうんですが、丈夫な住まいに生まれ変わる訳です。
「ビリーブリノベーション」http://kk-believe.sakura.ne.jp/renove/
こんにちは永瀬です。ご承知の方も多いかと思いますが、トップページの写真に「6寸勾配の平屋」が追加
になりました。
何も無い竣工写真より新に家具や小物が配置されると印象がだいぶ変わります。お施主さんのセンスが
良いとなお助かります。
さて話は変わりますが、木には等級があります。
この写真はたまたま事務所の倉庫にあった「柱」。表面に「無節」「上小節」とあります。
これがまさに等級なのですが、あくまで「強度」には関係なく(強度は別の目安で分類されます)
見た目の良さを表しています。
因みに一番美しいとされるのは「無節」。(ムジなんて言ったりもします)要は節が無い材の事で化粧材に使用します。
その次が「上小節」。1材面以上の材面で、節の直径が20mm(生き節以外の場合の節なら10mm)以下で
材料の長さが2m未満なら4個以内であるもの。
「小節」なら5個以内。などの品質基準があります。(実はもっと細かく分かれていますがここではやめときます)
おのずと節が無く、表面がきれいな物が値段が高いのですが、すべて「無節」を使うわけではなく
適材適所で使用します。
材種は違いますが、天井は節有り、床は節がなるべく無い物にまとめる。なんて使い方もありです。
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