上棟を控えて床下の配管は事前に施工しなければなりません。
今回は「長期優良住宅」ゆえ、「ヘッダー方式の設備配管」です。
青い養生シートにくるまれた部分がヘッダーで、ヘッダーから住宅設備機器までとの接続はこの2ヶ所のみ。
漏水のリスクを抑えるのと同時にメンテナンスをしやすくしています。
従来方式ですと主管から枝管へと何箇所も分岐しなければならないので水漏れのリスクも増えます。
主に配管、水道関連の工事は初めの辺りと仕上げの段階で入る事が多いのです。
時にこんな事もおこります。
外部の浄化槽配管工事の最中、配管の通り道にこんな大きな石が出る事も有ります。
機械が無かったため人力で掘り起こしたそうです・・・こんな事も有ります。
こんにちは永瀬です。
今回は「ナラ」を貼ります。
「堅木」の部類に入るナラは木目がはっきり美しく、重厚感があります。高級家具やウイスキーの樽に使われたりもする材です。
新建材のフロア材と違い、一本一本貼っていくので大変です。
しかも梱包から出し、良く確認しながら並べる順番を考えます。節の有りなし、色味などバランス良く貼っていかなければなりません。
中には想定外の節など有りますから、あまり目立たないところなどにまわします。
いつも使っている「唐松」とは違いシックな感じなので出来上がりが楽しみです。
基礎工事です。
一段階前ですが、鉄筋を組んだ上で金属の型枠を組みコンクリートを打設します。
今は大概このように「鋼製」の型枠が使用されますが、中には複雑な基礎の場合木製の型枠を使用する事も有ります。
基礎の立ち上がり部分はあらかじめ「アンカーボルト」を設置した後にコンクリートを打設し、振動機を使って隙間なくコンクリートを行きわたらせます。
これが終われば養生をして終了です。
この時期屋根も日陰もない外部の工事は大変です。