前回断熱材のお話をしましたが、今回はビリーブがよく使う素材のお話。
「無垢の家.COM」というくらいですから実際「無垢材」の使用頻度は高いのです。
一見してこれが基本仕様とでもいいましょうか・・・・・
床は「唐松無垢材」杉やヒノキのように柔らかすぎず床には最適な素材です。
壁・天井は北海道産の珪藻土。まがい物ではない100%の自然素材。岡山ではビリーブだけしか
使っていません。
室内建具は既製品ではなくオーダーです。
左側にちょこっと見えますが、天然石を貼ってアクセントにしています。
ざっとこれが「標準仕様」です。
見学会に来られたお客様が口をそろえて言うのは「いやなにおいが全くしない」や「冷たい感じがしない」
などなど。
体にも優しい家づくりなんです。
「珪藻土余ったから事務所に塗ろうかな・・・・・・・・」
ともあれひと段落し順調に進み始めましたので、ここで以前書きました
「省エネルギー対策等級4」について
さてそれをすることでいったい何がよいのか?
等級が高ければそれだけ建物の断熱性が上がります。したがって冷暖房費を抑える事が
できます。補助や助成制度も近年かなり増えています。因みに等級4が最高等級です。
これをクリアするには断熱構造にする部分、断熱材そのものの性能や厚みにかかわります。
これが実際の断熱材を入れた様子。
一枚目は基礎の内側です、ビリーブでは床下に断熱材は施工しません。
基礎の内側に断熱材を貼ります。(外気に接した部分)
そうすることによって床下と室内を同じ環境下にします(通気の部分も設けます)
極端に足元が冷える事が無くなり快適に過ごせます。基本無垢フロアですのでなるべく
スリッパなどははかずに感覚を味わっていただくためもあります。
これは標準仕様です。
2枚目は壁面の断熱材、おそらく見て解る方はかなりの断熱オタクかも・・・・
105㎜の高性能グラスウールなんですが、防湿フィルムがしっかりしているせいか、
触っただけでもかなりの安心感、安定感があります。
これ以外も沢山種類はありますが、このように一定基準を満たしたものしか使用できません。
もっと詳しく知りたい方はこちら
住宅金融支援機構 省エネルギー対策等級4 技術基準 http://www.flat35.com/files/100511904.pdf#search=’%E7%9C%81%E3%82%A8%E3%83%8D%E5%AF%BE%E7%AD%96%E7%AD%89%E7%B4%9A4′