少し前の状況になりますが、昨日ご紹介しました基礎工事完了後の次工程に進んでいます。
ご覧のように基礎立ち上がりの上に「土台」が組まれ、アンカーボルトで基礎に緊結(キンケツ)されます。
たまたまお施主様と現場でお会いしましたが、土台一本一本にお名前が印字してある事に感動されていました。因みに柱や梁にも同じように印字されています。
それと不思議な文字の組み合わせにお気付きかと思いますが、「る三」とか「か三」とか・・・・・
これは「番付」といって位置を記したものになります。
平面図西から東に向かっていろはにはへと・・・・
北から南に向かって123456・・・
それぞれが交差するところが、るの三番だったりするのです。
柱ですとこの印字がむく方向は南、上下さかさまに立てる事もいけません。
有る有る話ですが、「いの一番」なんて言葉はここからきているとか・・・
今しばらくの養生期間が終わり、型枠が外されました。
大きな基礎の全貌が現れました。
大よそ部屋の区画ごとに立ち上がりの基礎があり、床下の点検に必要な人通口も施工されています。
多くのボルトが基礎からとび出していますが、これがアンカーボルト。
地震などの際に基礎と建物を守る為の大事なボルトです。
正しく施工されなくてはいけません。
この時点ですでに水道、ガスなどの配管類が通る穴などの施工もされています。これから土台の施工が始まるまで、床下を通る給水、給湯などの配管も追って施工されます。
工程を確認しながら工事は進みます。
さて次に基礎工事となる訳ですが、まず基礎の高さを決めそれに伴って工事が始まります。
丁張り・根切り・砕石をひく地業・防水シート・捨てコンクリート施工
写真は型枠まで施工していますが、この工程で進みます。
この後鉄筋の作業となります。
ここで配筋検査に入り、クリア後に床ベースにコンクリートを打設します。
この後内部の型枠が施工され再度コンクリート打設となります。
写真は打設後の養生状態ですが、基礎立ち上がりには「アンカーボルト」が設置されています。
型枠が外れるまで暫くお待ちください。綺麗な基礎が現れます。