敷地が数百坪の上、樹木が生い茂っていた為ひと月近く解体工事に掛かりました。
中でも取っておきたい木には紐を巻き付けその他は完全に処分と言う事になります。
長年木々が鬱蒼として少し不気味であったであろう土地もこの様になりました。
とにかく広い土地でして、打って変わって殺風景になってしまいました。
某ハウスメーカーさんが分譲地にしようと思ったくらいですから広いはずです。
これから地縄をはり、地鎮祭になります。
この土地にはかつて江戸時代に建てられたであろう茅葺の母屋が有りました。
何十年も放置でしたので敷地内の木は鬱蒼と茂り、家の屋根は抜け落ちそのまま朽ちて行くのを待つような状態でした。
空き家問題は全国的な問題です。不審火や人の侵入など周辺にお住まいの方にとっても大きな不安要素になります。
今回はこの母屋、長屋門、庭木沢山を解体し、その後に新築住宅を建てます。
出会いから大よそ1年。外構工事まですべて完成致しました。
私たちの使用している無垢の材料は手を掛けてあげれば長持ちする素材です。
どちらかと言えば昔ながらの建て方をしていることもあり、合板類は極力使用しないようにしています。
建物もですがこちらは調度品なども無垢の良い物です。
一世代では終わらず次の世代、また次の世代に引き継げる家をつくったつもりです。
ようやっと完成の日を迎える事が出来一安心しているところです。色々ありましたがこれからはなるべくゆっくりと過ごしていただけたらと思います。
長い間ありがとうございました。
完成写真ほ「施工例」ページでまたご紹介いたします。