現場が始まって大分経ちますが、少しさかのぼりながらお伝えして行きます。
まず「現代民家」とネーミングしたのは、昔ながらの意匠に近いという事。
例えば、床板は杉板の30㎜張り、勿論合板は使わず直接張ります。
天井は同じく杉板30㎜。「大引き天井」と言って横架材の上に直接張ります。
天井裏がありませんので電気配線などの処理が面倒ではあります。現在の家と比べて音が響きやすいのは否めません。
古民家などで良く見かける天井です。
壁は一切クロス張りは無しで、「漆喰」「珪藻土」を塗ります。
ユニット物以外はすべてにおいて自然の物ばかりなので、「有害物質の発散」など一切ない空間になる予定です。
健康的にあんしんして過ごして頂ける住まいがまた誕生します。
見学会前日です。
室内も完成しました。
ヒノキ・マツ・スギ、その他自然素材に囲まれた空間をぜひ体感してください。
見学会の案内は下記に。
植栽の工事が入りました。
計画的な位置の植栽は夏の光を遮り、室内に冷えた空気を取り入れることが出来ます。
見た目にも気持にも緑は安らかな気持ちをもたらせてくれます。
植物は建物と違い、「ここで完成」と言うものが無いのが面白いところです。
あとはどれだけ愛情をもって面倒をみるかで変わってきます、これは建物も一緒です。
普段「外構」「植栽」の工事までする事は少ないのですが、見学会では全て見て頂けると思います。
まだ途中ですが、どんな感じか写真をご覧ください。
あともう少しです。