ちょっと間が空いたのですが、床が全部張れました!
と言いながらすぐに養生をしてしまいますのでご覧の通り、全面養生ボードです。
これでやっと安全に作業が出来ます。
この段階で程なく入ってくるのは電気屋さん。
脚立などでの作業ですので足元は大事です。
いつもながらこんがらがりそうですが、電気屋さんは慣れたものです。
最近はコンセント類も多く設ける事が多く一部屋にコンセント三箇所センサーライト多めなんて当たり前。高さも色々。決まりがあるようで有りません。図面の記号も非常に細かいので目がチカチカ・・・・・
決定まで結構時間を要するパートになります。
皆さん電気配線は良く担当者にご相談くださいね。
先日お客様から言われた事である意味新鮮に感じたことが有りました。
これでわかりますでしょうか?
「を」とか「わ」とありますが、これはこの柱の位置を示す符号であって西から東にいろはにほへと。
南から北に0123456と番号がふられています。
「を」の8番、「を」の9番なんていう訳です。
ちなみに書いてある側が南になります。
「いろはにほへと」やら「尺」「寸」「1間、2間」など未だ当たり前に使用される業界は少ないでしょう。
㎜やmなどが普通に使われる中、寸や尺にいくらか抒情的な思いがするのは僕だけでしょうか。
いつもと順序が違うと言いますか、昔ながらに戻ったと言いますかこれから床の断熱材の施工が始まります。
とは言え床材の下に断熱材をはめ込む方式ではなく、基礎の立ち上がりと内部をぐるりと1mほど囲うように断熱材を施工していきます。
厚さ6センチの板状の断熱材なのですが、外気の影響をより受けやすい個所への施工です。
因みに基礎は密閉し、室内と換気ガラリで空気の行き来が出来るようにしています。
よって床下が極端に冷えることなく足元がヒヤッとしません。
同じアングルですが、冒頭昔ながらの話というのが床組みが「根太工法」だということです。
今は剛床工法と言って28㎜若しくは24㎜の合板を下地に床材を施工していきます。
その他細かな所の施工法の違いがありますが主にこの2種のやり方が有ります。
今回はこの上に無垢の床材が貼られていきます。
無節の杉板。
色合いが綺麗ですね。
徐々に進んでおりますのでまた次回