こんにちは永瀬です。当初は冷夏の予報が一転して猛暑の予測。今年も暑そうです。
そんな暑い最中に取り掛かる「リノベーション物件」。
今から準備です。
この内部パースのソファーの向こうに見える「腰壁」。
キッチン家電のカウンターなのです。
絵に描いてあるようなパッチワーク状に木を貼るのですが、わざとらしくなく自然な木の色合いでしかも厚みはバラバラ
で魅せると言うちょっと厄介な仕上げをするために、事務所には木の切れ端がやってきています。
端材とはいえ高級材でして。
黒いのが「黒檀」。非常に重く加工のしにくい木ではありますが、仏壇や、耐久性を生かしてゴルフのクラブヘッド
にも使われます。「エボニー」の名称でも知られます。
その左横は「欅」。一般に木目の美しさと耐久性の良さで知られています。本格和風住宅には珍重される高価な木です。
黒檀と欅の間は「さくら」。一般的には木目が緻密で光沢があってきれいな材木です、これは「上りがまち」の残りですかね。
黒檀の右にあるのは「楠」。柔らかくて加工がしやすいのですが、木の内部に「しょうのう油」を含むため、虫は寄せ付けにくいのですが
独特のにおいがあります。
他「ヒノキ」やら「しおじ」やら「アピトン」やら・・・・
まだまだこの三倍くらいは必要です。
今回は人工的に色は付けずあくまで自然の色で勝負です。こうやって見ると端材とは言え自然の深さを感じます。
大下座ですが。
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