スタッフブログ
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2021年1月23日
基礎工事に入る前にまず地盤調査をし、地盤補強が必要かどうかを調べます。もともとこの土地にはアパートが有ったらしく、必要ないかと思いきややはり地盤改良が必要との判定。 岡山県南部は地盤が弱いところが多いのでこれも想定内。 改良方法にも色々あるのですが、信頼度の一番高いであろう「鋼管杭」。 住宅用ですとこのホイールタイプの杭打ち機が多いです。 2.3日で工事は終了し、基礎工事に掛かります。
2021年1月20日
前回地鎮祭の様子を書いたのですが、ちょっと遡ります。 お施主様との出会いは去年の今頃だった気がします。 弊社の施工例を数軒御案内させていただきました。実はお父様とは以前よりお話をしておりましたので、正確には息子さんを御紹介頂いたという事になりましょうか。 お話を始めてから半年以上プランや金額の調整などに掛かりました。建ててからでは遅いのでここは可能な限り時間をかけた方が良いでしょう。 いざご契約となれば、ローンなどの段取りも有りますが、書類作成など事前の作業も同時進行していきます。大方数週間あれば全てがそろい着工可能となります。 各家庭パターンは様々ですが、こちらはほぼ一年掛かって着工となりました。 現段階では基礎工事に取り掛かっておりますので、次回載せたいと思います。    
2021年1月7日
2020年春ごろからお話しを進めておりました平屋の建築が始まりました。 今日初めにご紹介するのは去年の事になってしまいますが地鎮祭の様子。 いつもと違って「仏式」の地鎮祭。喜びを御仏に感謝して工事の安全と良い建築物を建てられる事を仏前に誓う儀式だそうです。神式とはちょっと違いますね。 やり方は様々なのでしょうが、四方の竹も無ければ紙垂も無い。まして玉ぐしなども無い。 土地の真ん中に座った住職が簡単な祭壇?のようなものを前にひたすら念仏を唱えるのを立って見ているだけといういつもとかなり違う地鎮祭を経験してきました。 いつの間にか始まっていつの間にか終わるという不思議な地鎮祭では有りましたが、これからの工事が無事進みますよう願うばかりです。

今回は使用している材料の事を。

家によって様々ですが、ご承知の通り当社では「無垢材」をお勧めしています。

お客様のイメージした空間によりますが、今回は何時も通りの「唐松無垢板」ではなく

「クルミの床材」(塗装品)を使いました。

サンプルなのでとても短いですが実際は1m82cm。

ただ幅はこのままなので大工さんは貼るのに非常に苦労します。

この数年色で言うとこの「ウォールナット色」が人気があり、他の建材を白にしてコントラストの強い

シャープな空間を好む方が多いようです。

 

次に軒天井。あまり普通に気にしない箇所かもしれませんが今回はこんな工夫を。

何だと思いますか?

「ケンパス」というマメ科の広葉樹の「フローリング」を天井に意匠として貼っています。

独特の赤褐色の色で高級感があります。家具などにも良く使われる材料です。

フローリングだからと言って床だけに使わずこのような工夫もできます。

最後にこのようなものも。

「階段手すり」とは違いますが、言ってみるのであれば「オブジェ」でしょうか・・・・

社長オリジナルです。

樹種は「トチ」木肌は綿密で加工もしやすいのですが、乾燥が不十分だと狂いやすい木です。

なるべく元の形を生かして使っていて、表面の「ちょうながけ」(筋がたくさん入っている部分)

も社長自らの手作業です。

そうなんです、今回の物件は社長自ら大工として現場に入っています。

 

 

 

今日は「上棟」をお伝えします。

冬場の上棟はまだ薄暗い時から準備になります。

事前に基礎や土台は済んでいますので、ここからのスタートになります。

まず四方にお酒とお米でお清めです。

まず1階の柱を建てます。

今回は「杉」

全て「岡山県産材」です。補助金制度もあります。まさに「地産地消」

黒い木材がありますが、これは梁です。施主の奥様と娘さんや息子さん総出で塗って頂きました。

大変でしたが・・・・・・

ちなみに自然塗料なので体にも環境にも優しい材料です。

このように組まれるのですが、今回の目玉がこれ

「杉の丸太梁」です。

リビングの中心に存在感のある梁が組まれます。

何時も通り昼頃には1階は完了し、順調に2階の作業に移ります。

手前の「ステージ」のようになった部分が「バルコニーです」

タイトルにもある「16帖」です。

 

 

途中にわか雨などありましたが、事故なく夕方には終了しました。

高性能+木の映える家になります。続きはまた、写真多めでお送りいたしました。

 

 

 

名称はご存知の方もいらっしゃると思いますが、今回ご紹介していく住まいは

「長期優良住宅」です。

必要な条件としては

1.耐震性

2.耐久性能(劣化対策)

3.維持管理、更新の容易性

4.住戸面積

5.省エネルギー性

6.居住環境

7.維持保全(維持保全管理・住宅履歴情報の整備)

があげられます。

たとえば「省エネルギー性」

必要な断熱性能等の省エネルギー性能が確保されていること。

なんて書かれていますが、今回はこのような断熱材を使用しています。

この白くてもこもこしたもの、ウレタンフォームのスプレー断熱です。

基準である省エネルギー等級4をクリアしながら、呼吸する材料でもあるので、内部結露を

抑える効果もあります。

結果長持ちする家にもなるわけです。

その他耐震性でいえば、耐震等級2以上。

等級1が建築基準法レベルなので、2はそれの1.25倍の建物強さが求められます。

おおよそですが等級1の建物に入る「筋交い」に比べ等級2の場合はそれの1.5倍ほどになるでしょう。

 

 

このように幾つもの基準があり綿密な計画を立て、いざ現場となるのです。

 

 

 

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