瓦が葺き終わりました。
瓦は一般的な直線的ではなく、ときどきお見せしています「むくり」の形で葺いています。
屋根中央が膨らみ軒先に向かって勾配が急になります。よって雨水の切れは良くなりますが、主に視覚的な効果を狙ったものでは有ります。
丸みを帯びるので、全体にやさしい雰囲気になるのが特徴です。公家などが好んだとも言われています。
今回は平屋ではなく一部二階で両階共むくり屋根の形になります。
これから「アルミサッシ」が入り、外壁廻りの工事が始まります。
こんにちは永瀬です。
将棋の藤井7段のおかげで、と言う訳でもないでしょうが有名になった東京の千駄ヶ谷にある「みろく庵」
実はみろく庵の入る雑居ビルの上階の会社に勤めていました。
元々古いビルで外壁にレリーフのある変てこなビルでした。1階のみろく庵には数回しか言った事は無く、単純に居酒屋の認識でした。
最初は建て替えの話が出て、出てくださいと言われたのがきっかけだそうです。確かに僕の居た20年以上前から耐震については怪しい感じはしたのですが・・・・
それが建て替えは無しの方向に話が進んだのですが、店主の方も高齢で疲れやすくなったなどの理由で閉店する事にしたそうです。
今思うと店長さんと出前のバイクですれ違う事も良くありました。
僕は棋士では有りませんが、同じビルに数年間居た人間として少しさびしい気がします。
もうちょっと行っとけばよかった。
先週無事上棟を終えました。
この日は前日とは打って変わって肌寒く冬に逆戻りの様子。
今回は何はともあれポイントはLDKの地松の「太鼓梁」
御近所の方も見に来るほどの迫力です。
梁の見える勾配天井になり解放感が有ります。
これは「むくり屋根」部分。垂木が湾曲しているのが分かります。
これは全景。
今日は写真でせめてみました。