こんにちは永瀬です。そもそもではありますが「木造耐震工事の対象」となるのは昭和56年以前に建てられたもので、新耐震基準が導入される前の建物が対象です。
阪神・淡路大地震は記憶に新しいところですが、新耐震基準の建物の7割以上は被害が軽微もしくは無被害だそうです。
今回工事をさせていただきました住まいも勿論新耐震基準導入前の建物ですが、現行基準である「震度5強程度の地震で殆んど損傷しない」「震度6強~7に達する程度の地震で倒壊・崩壊しないこと」を基準に工事をしています。
前置きが長くなりましたが、昔の家は1階の南側は殆んど掃き出しサッシ。壁が無い・・・
続き間が建具で仕切られている為壁が無い・・・・
壁が無いので筋交も無い・・・ましてや金物も入っていない・・・
大雑把に言えば上記の事を実際に数値化し、計算して補強してやるのです。
同じ場所の写真。新規に金物が取り付けられました。
構造用合板を使って新に「耐力壁」を造っています。
間違いない施工がされているかどうか検査も入ります。
数年前「耐震リフォーム詐欺」で高齢者が被害にあっていましたが僕らのしている工事は「建築士会」からの仕事ですのでご安心下さい。
着工までの時間はどうしても掛かってしまうんですが、丈夫な住まいに生まれ変わる訳です。
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