スタッフブログ
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2014年3月24日

こんにちは永瀬です。朝晩は幾分冷えますが、日中は暖かく事務所の外では鶯が鳴いています。

当社は展示場やショールームは今のところ無いので、事務所の壁を余った珪藻土でも塗って気分転換したいなと

思うこのごろです。春なので。

今日は「上棟」をお伝えします。

冬場の上棟はまだ薄暗い時から準備になります。

事前に基礎や土台は済んでいますので、ここからのスタートになります。

まず四方にお酒とお米でお清めです。

まず1階の柱を建てます。

今回は「杉」

全て「岡山県産材」です。補助金制度もあります。まさに「地産地消」

黒い木材がありますが、これは梁です。施主の奥様と娘さんや息子さん総出で塗って頂きました。

大変でしたが・・・・・・

ちなみに自然塗料なので体にも環境にも優しい材料です。

このように組まれるのですが、今回の目玉がこれ

「杉の丸太梁」です。

リビングの中心に存在感のある梁が組まれます。

何時も通り昼頃には1階は完了し、順調に2階の作業に移ります。

手前の「ステージ」のようになった部分が「バルコニーです」

タイトルにもある「16帖」です。

 

 

途中にわか雨などありましたが、事故なく夕方には終了しました。

高性能+木の映える家になります。続きはまた、写真多めでお送りいたしました。

 

 

 

名称はご存知の方もいらっしゃると思いますが、今回ご紹介していく住まいは

「長期優良住宅」です。

必要な条件としては

1.耐震性

2.耐久性能(劣化対策)

3.維持管理、更新の容易性

4.住戸面積

5.省エネルギー性

6.居住環境

7.維持保全(維持保全管理・住宅履歴情報の整備)

があげられます。

たとえば「省エネルギー性」

必要な断熱性能等の省エネルギー性能が確保されていること。

なんて書かれていますが、今回はこのような断熱材を使用しています。

この白くてもこもこしたもの、ウレタンフォームのスプレー断熱です。

基準である省エネルギー等級4をクリアしながら、呼吸する材料でもあるので、内部結露を

抑える効果もあります。

結果長持ちする家にもなるわけです。

その他耐震性でいえば、耐震等級2以上。

等級1が建築基準法レベルなので、2はそれの1.25倍の建物強さが求められます。

おおよそですが等級1の建物に入る「筋交い」に比べ等級2の場合はそれの1.5倍ほどになるでしょう。

 

 

このように幾つもの基準があり綿密な計画を立て、いざ現場となるのです。

 

 

 

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