そもそもこの「高低差のある」とタイトルを付けたのは、分譲地になるほど全体の敷地面積が広く、一見土地が上下で分かれているようになっているのが由縁です。
見えているところ全てが敷地なのです。
冗談抜きであまりにも広いので、今後の土地活用も考えつつ外構工事のプランも進めたいところです。
足場はまだ掛かっていますが、外部はかなり仕上がってきました。
焼き板貼りとその他の外部塗装は終了。ベントキャップなどの取付を残すのみ。
ビリーブではめったに「サイディング」は使いません。最近は目地がとても少ない物も有るようですが、必ず劣化してコーキングの打ち直しが発生します。
環境にもよりますが焼板は表面の劣化は目に見えて分かりますが、外壁の本来の役割は守り続けます。
どんな素材も一長一短でその人の好みによっても分かれるところです。
先日木の勉強をする機会が有りまして、「集成材」や最近話題になっている「CLT」について専門家の方からの講義を受けてきました。
集成材が出たての頃の批判の原因であった「接着剤」の改良も進む現代において材料の信頼性もかなり上がっているのが現状です。「製材品」と違い湾曲した形なども製作出来るのが良い点でもあります。
ビリーブでは勿論無垢材推しでは有りますが、時代とともに頭も柔軟に良い物は取り入れる姿勢も大事だなと思った次第であります。
年をまたぎ休日もあったため進行具合がゆっくりになりましたが、大工工事が進みます。
内部の「吹き付け断熱」後は大工さんが下地をどんどん進めます。
画面の横に取り付いている「ラス板」を幾つも打ち付け、プラスターボードの下地にしていくのです。
処でこの「ラス」とは何なのかご存知でしょうか?
木造で言えば、下地である「小舞」や「木ずり」を意味するのですが、外壁などのモルタル下地に使う金属製の網目の物は「メタルラス」と言います。
そもそもで言えば「LATH」ですので、金属製の下地を指すのが最初でしょう。
因みに「やせた人」という意味も有るそうです。
話が脱線しました。
外部はと言えば、外壁の「焼き板」は貼り終わり、塗装部分の下地を終えた段階です。
和庇も付き雰囲気も出てきました。