今回は造作家具。さすがに家具屋さんの作製するクオリティとはいきませんが、こちらの現場では「ショーケース」「可動テーブル」をつくります。
集成材の中ではお値段が高いのですが、「ナラの集成材」を使います。
パインなどの集成材と違い、堅く、色合いにも高級感が有ります。
この箱の中に可動棚が付き、ガラスの扉がつきます。
脚にはキャスターがつき可動のテーブルになります。普段はキッチン対面側にセットされます。
下地のプラスターボードが貼れた時点で「クロス工事」に入ります。
弊社では「塗り壁」率が高いのですが、今回は全面クロス貼り。
天井は杉板貼りです。他は大半がクロス仕上げとなります。
全体的にたいへんシンプルな物を選んで頂いていますが、部分的に色柄を変えるのも有りです。
今まで頑張ってくれた大工さんはこの段階では基本的には終了。仕上げ工事がメインとなります。
大分形が見えてきました。前回はこれから下地を貼っていく状態でしたが、同じ下地とは言え何か物が取り付けられる下地は通常の石膏ボード(プラスターボード)ではなく、コンパネ表面に紙を貼った、壁紙の張れるボードを施工します。
写真正面の色の濃い部分の下地がそれです。
このような棚、カウンターの場合には下地ボードを貼る前に取付をしてしまいます。
このような物は施工前の図面段階で打ち合わせがベストです。