屋根瓦工事はまだ進行中でして、その間に他の話題をしようかと思います。
工事は外回りから進むのですが、まずアルミサッシが入ります。事前に種類・大きさ・色・ガラスの種類などは決定しておかねばなりません。
このように骨組みの段階で既にサッシは入ります。
これは掃き出しサッシ、大きめですが。
他にもさまざまな種類のサッシがあり、風が入りやすい、防犯性が高い、高所用、電動など色々有ります。
今回は長期優良住宅の仕様で通るサッシを採用しています。
値段も仕様もピン切りですが、ご希望にかなうような住環境に適したサッシ・ガラスを選択されることを願います。
玄関サッシは引き違いで和風の雰囲気。工事中は工事用のキーがあり、職人さんはそれで出入りします。
余談ですが、工事用キーがプラスチックでした・・・・・
最近変わったんですかね。
どちらにしても引き渡し後に「本キー」をまわした瞬間に工事キーは使えなくなるのでそれまでもってくれたら良いのですがね。
上棟が終わり程なく屋根の施工が始まります。
まず瓦を葺く前にルーフィングの施工なのですが、瓦の隙間から水が浸入しても下地材に水を浸透させないと言う役割が有ります。
屋根を覆っている茶色い物がそのシートです。
つぎに瓦がきっちり収まるよう屋根面の寸法を割り出し、瓦取付の為の桟木を取り付けて行きます。
今の標準施工では無いですが、昔は土葺きといって敷きつめた土の粘着力で瓦を固定する方法が主流で、
耐震金具が無い時代に土の重量が家の重しとしても考えられていました。
阪神淡路大震災で倒壊した家屋の多くが土葺きの家屋であったことから急激に減少しています。
耐震基準などこのあたりから急速に変わっていきました。
ちなみにビリーブでも木造住宅の耐震工事はやっています。
今現在は瓦を屋根において施工が始まるのを待っている状態です。
また続きは次回!
大分時間差が有りますが8月某日「上棟」が行われました!
良き日に相応しく晴れ。
朝のうちはいくらか暑さはましなものの、熱中症警戒アラートが出る中一日が始まります。
朝一でお施主様に来て頂き、家の四方を清め簡単にごあいさつをして頂き作業が始まります。
先にもお話ししましたが、剛床が無い為足元が不安定ですが柱建てから。
柱が終われば上へ上へと作業が移るのですが、大工さんはひょいひょいとうえに上がっていきます。平屋とは言え高いところの作業は危険が伴います。
これは梁・桁の作業になります。
これは今回のポイントでもあり太鼓梁の施工。2本組上がります。
地松の梁が2本入ります。因みにビリーブの家は柱は「県産材」。集成の柱は基本使用しません。
左側に見える横架材はスキップフロアの場所ですね。
これはありがたい!娘さんたちの為におじさんたちも頑張ります!!
お昼頃には棟木が上がり屋根下地の作業に移ります。
平屋の場合は大概屋根が大きいのでより屋根作業は長くなり時間が掛かります。
炎天下の中夕方近くには垂木の施工も終え、このような美しい屋根下地の状態になります。(個人的にこの状態が一番きれいに見えると思っています)
無事具合の悪くなる人も出ず上棟は完了!
預かった棟札はまた飾りますのでお待ちくださいね。